沿革 History

創業者からのメッセージ


私たちの歩み
昭和46年4月より高校を卒業後勤めていた甲府三協(三協精機甲府工場、現・株式会社サニカ)では製造部女性リーダーや労働組合婦人部長など、
誰よりも積極的に仕事に取り組み順調に成長していた頃、子供の面倒を見てくださっていた義母が病に倒れ、入院生活を送ることとなり、看病をせざる負えない状況になり退職することとなりました。
家に入ったものの、モノづくりを続けたい一心は忘れられず、そうだ、子育てをしながら働ける会社をつくろうと今後絶対必要だと思い私は起業することを決断し、当時の退職金をもとに、家に隣接し小さいながら工場を構え会社の設立に踏み切りました。
設備の準備に際しては、いろいろな知り合いに声をかけてコンベアや蛍光灯などを譲り受け、設置することができました。
この設置作業では、私の妹の夫をはじめ、多くの方々が毎週末に協力してくださり、大変助けられ人の大事さを改めて痛感しました。
事業は、当初女性ばかりの3名でスタートしましたが、1か月後には妹が加わり、その後8名、10名、15名、さらに20名以上と、あっという間に人員が増えていきました。
そして昭和64年3月には、夫の聖が事業に加わり、社長に就任したことで「有限会社シラネ精工」として新たなスタートを切りました。
その後、決して順風満帆ではなく、波乱万丈の日々が続きましたが、幾多の困難や試練を乗り越えながら、何事にも積極的に取り組んでまいりました。
初代社長が急逝した後は現社長が就任し、現在に至っています。
私は、今までのシラネ精工の歴史を伝えつつ、これからの発展するシラネ精工を皆様どうぞよろしくお願いします。
